めんどくさがりの私が毎日聞き続けるラジオ英会話
私は、今、50代前半の主婦ですが、学生のころからずっと、英会話を身につけたいと願ってきました。
気まぐれに、英語耳を作る、とかいう教材や、大学生の子どもが使っているDUOのようなテキスト、CDに手を出してみたりもしてきましたが、どれも長くは続きませんでした。
それでも、やっぱり英語の勉強をしたいなぁ、という情熱は捨てきれず、そうかといって、英会話スクールに通う暇もお金ももったいないので、かの有名な、NHKのラジオ講座を聞き始めました。
これまでも、新学年に上がった時、社会人になった時、など、4月の新開講に合わせて、新たにスタートを切ったのは一度や二度ではありませんでした。でも、長く続かないんですよねぇ・・・
昔は、スマホなんてありませんから、ラジオ講座を聞くためには
放送時間に合わせてラジオのスイッチをオン
それが無理ならラジカセで録音
録音を聞くには、ラジカセの前に座って、テープを巻き戻して・・・
と、聞く前のステップが多くてなんともめんどくさい!
だけど、時代は変わりました。
スマホがあるから、聴きたいときに好きな場所で聴くことができ、以前のようにめんどくさくない!
だから、なんと、このめんどくさがり屋の私が、「ラジオ英会話」をまるまる1年間聞き通しました!(現在6月の終わりですが、もちろんまだ聴いています。)
NHKのラジオの語学講座は何種類もあるのですが、私がメインで聴いているのは、ラジオ英会話。なぜなら、大西先生の、文法や、動詞や前置詞といった細かい部分についての解説が非常~~~~~~~にわかりやすいんです。それに面白い!断然おすすめです!
おかげさまで、私の文法力も格段に上がりつつあります。うれしくて、ますます勉強に身が入ります。
そうは言っても、毎日忙しくて、英語を勉強する時間なんて無いよ!という方はたくさんいらっしゃると思います。
私が、家事、パート、趣味のスポーツなどで忙しいにもかかわらず、続けられたのには、自分なりのいろいろな工夫がありました。
こちらでは、私が実践している方法をご紹介します。
ラジオ英会話を毎日聞き続けるための工夫とは?
生活のリズムや、日々の習慣は人それぞれなので、おひとりおひとりが、ご自分のペースで取り組んでいただけばよいと思いますが・・・
まずは、
ラジオ英会話を無理なく聞き続けるために必要なもの
イヤホン(外出時や家族がテレビを観ているときに聴くのにあると便利)
パソコン
ちなみに、テキストやCDもNHKから発売されていますが、私は買っていません。テキストは、あればそれなりに役立つと思うので、あってもいいかもしれません。
スマホに、ラジオ英会話のストリーミング(先週の放送分をNHKの公式アプリ らじる★らじるで聴けます)をダウンロードするために、
きゃぷるしゃべる、という無料で使えるシステムを利用します。パソコンで操作します。
それとは別に、パソコンとスマホにDROP BOXというアプリをインストールしておきましょう。
きゃぷるしゃべるで取り込んだデータを、DROP BOXに転送すれば、好きな時に講座を聴くことができます。
(きゃぷるしゃべる、やDROP BOXについては、検索したら詳しい情報がいろいろ見つかりますので、そちらを参考になさってください。)
イヤホンは、コードレスが断然便利です♪まずは、高価なものでなくてもいいので、一つ手に入れることをお勧めします。
いつ、どんな風に聴いているのか?
私の場合は、朝、6時前から起きていることが多いので、
6時に始まる基礎英語1から、続けて、基礎英語2と基礎英語3を生で聞き、そのままやはり生放送で、6時45分からはラジオ英会話を聞いています。
もちろん、じっと座ってじっくり集中して聴くわけではなく、洗濯物を洗ったり、干したり、お弁当を作ったりしながら聴きます。その間、スキット(本文)をずっとシャドーイング、リピートするところはできるだけnativeの発音に忠実にリピート、英作文を求められる時には、わからないながらもとにかく英語を口に出す。
声に出すことが何よりも大事、と先生が何度もおっしゃるので、そこはしっかりと実践しています。
家族は、うるさいと思っているのでしょうが、多分、もう慣れてしまって、気にならなくなっている?ような気がします(笑)
生放送が終わった後は、家事の続きをしながら、ドロップボックスにある過去の放送を聞きます。
昨年4月から始まって、全部の放送がドロップボックスにあるので、それらをむらなく聞くのは意外と難しい。最初のころは、日付のリストを作って、聞いた日にちのところに正の字でカウントする、などもやりましたが、いちいち書き込むのも煩わしい・・・
そこで、最終的に落ち着いたやり方は、というと
例えば、今日が3月15日だとしたら、
過去の各月の15日に放送された分を片っ端から聞きます。
私は、朝の家事をしながら2つか3つ。
徒歩でパート先への往復中にやはり2つか3つ。
夕食後に皿洗いをしながら1つ。
入浴しながら2つくらい。
まさに、暇さえあれば、という感じで聴きまくります。
放送は土日にはありませんから、年間を通して、15日の放送分は、12個もありません。だから、この方式で聞いていくと、月に一度のペースで、すべてのレッスンをまんべんなく復習できる、というわけです。
余裕がある場合は、先月、先々月くらいの比較的新しいものは、
今日が15日なら、5のつく日の分(5日、15日、25日)を聞くようにしています。
さらに余裕があれば、先週、先々週の分は、まだ耳に慣れておらず、聞き取りが不十分なので、机に向って、じっくり、一時停止をしたりしながらノートにスキットを書き取ります。
生放送だけでは聞き取れなかった部分も、これでほとんど聞き取ることができるようになります。
現在完了形、仮定法など、ややこしい文法事項も、書いてみることですっきりと整理されて、しっかりと自分のものにできます。
また、21時45分にある、当日分の再放送も欠かさず聞きます。聞き逃さないように、アラームをかけておきましょう。(ちなみに、お昼過ぎにも再放送があります!)
これも、入浴しながらとか、食後にちょっとうつらうつらしながらなど、ラフな感じです。たまたま手が空いていれば、ノートに聞き取った英文を書くこともあります。ちょっと長めでわかりにくい英文も、書いてみると構造がはっきりわかって、頭に入りやすくなります。
夕食後の皿洗いの時間も、格好のリスニングタイム。水の音がうるさいですが、イヤホンを使えば問題無し。(掃除機をかけるときも、イヤホンがあればちゃんと聴こえます。)
このように、隙間時間を活用すれば、一日の中で、相当な量の英語を聴き、発音することができますから、一年以上も前の放送内容は、無理に覚えようと頑張らなくても口からスムーズに出るようになっていきます。
それに加えて、文法についての説明も、何度か繰り返し聞くうちに、しっかり消化でき、確実に自分の知識になることが実感できます。
文法がわかってくると、聴き取れない部分を、文法の知識で補いながら聴けるので、ヒアリングも自然と向上していきます。
先生やネイティブの英語でのラフな会話も、最初の頃よりもすんなり聞き取れて、くすっと笑ってしまったり(^^♪
大事なのは、講師の先生方も言われるように、声に出して発音すること。
全然正しい英語でなくても、とにかく最初は、英語らしき音を口から出すだけでもいいんです。赤ちゃんが、ばぶばぶ言っているのと同じように、です。
繰り返しているうちに、私も結構な長文を文字を見ないで話せるようになってきました。
今日のフレーズをもとに、簡単な英作文をする練習も、最初のころは、えーっと、もごもご・・・と悩んでいる間に時間切れ、というようなレベルだったのですが、今では、たまにパーフェクトな文を作れることもあって、一人ほくそえんでいます(^^♪
ただし、金曜日に出題される、日本語で説明されたシチュエーションを英語で表現するコーナーはまだまだ難しく、しどろもどろ。こちらは、最初はさっぱりできないけれど、何度も繰り返し聴き、シャドーイングしていくうちに、段々とスムーズに言えるようになっていく、という感じです。
まとめ
私の実践している小さな工夫をご紹介しましたが、多少でもお役に立つ情報はありましたか?
あなたも、ぜひぜひ、ラジオ英会話を毎日聴いて、英会話上達の喜びをあじわってみてはいかがでしょうか?
おまけ
できるだけお金をかけずに英会話を習得するやり方をご紹介しましたが、少しくらいなら投資してもいいわ、とお考えのリッチなあなたなら、プラスαとして、こんなオンライン英会話はいかがでしょうか?
毎日25分間のレッスンを毎日受けても月々5980円!一日当たり200円以下だから、
駅前留学より安くて、通わないから楽、自分のペースでできる、といいことづくめ!?